韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2018で初公開する新型『シード』に、キア初のレベル2の自動運転システムを設定すると発表した。
『シード』は、キアモーターズの欧州市場における主力コンパクトカー。2012年春、ジュネーブモーターショー2012で発表された現行型は、2世代目モデル。激戦区の欧州Cセグメントに投入された。親会社のヒュンダイ『i30』のプラットホームをベースに、開発されたのがシードとなる。
ジュネーブモーターショー2018で初公開される予定の新型シードは、3世代目モデル。新型の特徴のひとつが、キア初のレベル2の自動運転システムの設定。これは、「レーン・フォローイング・アシスト」とセットで用意されるもの。
高速道路において、前方の車両との間に一定の車間を保ちながら、自動的に追従走行。路面の標示を検出し、前方の車両との距離に応じて、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動的に制御する。このシステムはセンサーを使用して、停止状態から130km/hの範囲で作動する。
この他、新型シードには、先進運転支援システム(ADAS)として、ストップ&ゴー機能付きのスマートクルーズコントロール、ブラインドスポット衝突警告、リアクロストラフィック衝突警告、スマートパーキングアシストなどがラインナップされている。
キア初の自動運転レベル2、シード 新型をジュネーブモーターショー2018で公開予定
2018年02月19日(月) 22時30分
関連ニュース
- 810馬力ツインターボ搭載、アルファロメオ『ジュリアGTAm』を再解釈…ジュネーブモーターショー2024 (03月01日 19時30分)
- MG最強の544馬力ツインモーター搭載、ロードスター『サイバースター』が登場…ジュネーブモーターショー2024 (02月28日 18時00分)
- BYDが欧州に初めてPHEVを投入、SUV『シールU』に設定…ジュネーブモーターショー2024 (02月27日 14時00分)
- ルノー 『メガーヌ』のEVは航続450km…ジュネーブモーターショー2024に登場予定 (02月25日 20時00分)
- BYDのフル電動SUV『TANG』、改良新型を発表へ…ジュネーブモーターショー2024 (02月25日 17時00分)