ポルシェとアウディは、両社が共同で電動化戦略を加速させると発表した。
フォルクスワーゲングループに属する両社は、すでにエンジンの共用など、一定の分野で協力関係にある。2017年春の発表では、これをさらに進め、将来は車両のアーキテクチャの共用を含めて、共同開発に取り組む。さらにポルシェとアウディは、自動運転、電動パワートレーン、デジタル化などの面で、緊密に協力していくことが発表された。
今回、ポルシェとアウディは、共同で電動化戦略を加速させると発表。具体的には、PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)と呼ばれる次世代の電動車両向けアーキテクチャを共同開発する。
PPEでは、新しい電動アーキテクチャにより、ポルシェとアウディはパッケージやホイールベースなどを、最適化して共用することが可能に。PPEをベースとした最初のモデルは、2021年末に発表される予定。これに先駆け、2018年にはアウディが『e-tronクワトロ』、2019年にはポルシェが『ミッションE』を発売する計画を掲げている。
ポルシェとアウディ、次世代電動車を2021年に発表へ---電動化戦略を加速
2018年02月16日(金) 14時45分
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