ランドローバー ディフェンダー 次期型テスト車 スクープ写真《APOLLO NEWS SERVICE》

豪雪のフィンランドで、1台の怪しい『レンジローバー』を発見した。横から見るとホイールベースが極端に切り詰められ、その姿はまるでミニカーのように可愛いらしい。

カメラマンからのレポートによれば、このクルマは次期『ディフェンダー』の開発テスト車両だという。ディフェンダーは1948年に製造された、ランドローバーの基礎を作った本格オフローダーだ。そのボクシーなスタイルと、比類無きオフロード性能により世界中で愛され続けていたが、2016年1月生産終了となり、68年の歴史に幕を下ろした。

その後、新型開発の噂はあったが、実車は目撃されておらず確実な情報もないままだった。しかしついにレスポンスの兄弟サイト、Spyder7のカメラがそのプロトタイプ第一号を捉えた。

冒頭で記したように後部ドアが半分以上切られている。恐らく3ドアを5ドアに見せかけるカモフラージュだろう。1983年の「シリーズ3」に追加された3ドア『ディフェンダー 90』を彷彿させるボディだ。

次期型では、『ディスカバリー』にも採用されている軽量アルミニウムプラットフォームを採用し、ボクシーなボディスタイルを継承するが、フェイシアは丸みを帯びたデザインになるという噂がある。ボディタイプは3ドアと4ドアがラインアップされるという。

パワートレインは、「インジニウム」ガソリン&ディーゼルエンジンになると思われるが、PHEVやEVモデルも期待出来そうだ。さらにハードコアモデルとなる「SVR」バージョンも予想されている。

ワールドプレミアは、2018年後半に行われるランドローバー70周年記念式典となりそうだ。

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