日本政府が三菱自動車の電動車をフィリピンのエネルギー省に寄贈

三菱自動車は、日本政府によりフィリピンのエネルギー省(DOE)に対して、『アウトランダーPHEV』と『i-MiEV』各4台、計8台が寄贈され、12月4日にDOE本部で記念式典が開催されたと発表した。

今回の取組みは、エネルギー効率が良く環境負荷が低い日本の次世代自動車を、フィリピン国内に普及・促進することを目的としたノン・プロジェクト無償資金協力「次世代自動車パッケージ」に基づいたもの。アウトランダーPHEVとi-MiEVは日本国際協力システムが、双日を通じて購入・寄贈。また、今回の無償資金協力により、電動車用の急速充電器3台が同国の大統領府、DOE及び科学技術省に寄贈され、既に設置されている。

式典で現地生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)の押切武津洋社長兼CEOは「三菱自動車とMMPCは、PHEVとEVの大手メーカーとして、フィリピンの環境汚染の削減のため、DOEと協力したいと考えている」と述べた。