自動駐車支援技術のイメージ

デンソーは12月5日、規模駐車場の空きスペースに自動駐車する自動バレー駐車など、将来の自動駐車支援サービスの実現に向けて実証実験を開始すると発表した。

グローバルで自動運転に向けた技術開発が進む中、アウディやBMWは最新の先進運転支援システムとして、自動駐車機能を量産モデルに搭載すると発表。日本でも日産が新型リーフに国産車初の本格的自動駐車システムを搭載して話題を呼んだ。

デンソーでは東京支社を中心に、様々な開発パートナーと安心・安全分野の先端技術開発の共同研究・協業を加速しており、これらの活動の一環として、自動駐車支援サービスにおけるユーザーの受容性評価および、開発に必要なデータ収集を開始。2018年からは「三井のリパーク」駐車場にて、自動バレー駐車などの自動駐車システムに必要となる走行環境認識センサーなど車載機器の技術検証や課題抽出を行う。

また将来的には、駐車場の電子予約システムや課金システムなどのインフラシステムの活用も視野に入れ、将来都市における駐車支援サービスの研究、開発を行う予定だ。