日産自動車の米国法人、北米日産は10月17日、『ローグ』(『エクストレイル』の米国仕様)の2018年モデルを発表した。同時に米国で初めて、同車に部分自動運転技術の「プロパイロット」を設定すると発表している。
プロパイロットは、高速道路の同一車線で使える自動運転技術。まずは2016年8月、日本国内向けの新型『セレナ』に採用された。プロパイロットは、高速道路の単一車線での自動運転技術で、渋滞走行と長時間の巡航走行の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングのすべてを自動的に制御し、ドライバーの負担を軽減する。
またプロパイロットでは、高度な画像処理技術によって、道路と交通状況を把握。ステアリングを正確に制御し、人間が運転している感覚に近い自然な走行を追求した。
北米日産はローグの2018年モデルに、米国で初めて部分自動運転技術のプロパイロットを設定。「SL」グレードに、プラチナパッケージの一部として組み込まれる。10月末に、車両価格3万5000ドル(約395万円)を切る価格で発売予定。米国でローグの次にプロパイロットを搭載するのは、2018年1月に現地発売予定の新型『リーフ』となる。
日産プロパイロット、米国で初設定…ローグ の2018年型に
2017年10月19日(木) 12時54分
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