GMは10月9日、高度な自動運転の実現に欠かせないLiDER(ライダー)を開発する米国の新興企業、ストロベ(Strobe)社を買収した、と発表した。
今後、ストロべのエンジニアは、GMの自動運転開発部門、「クルーズ・オートメーション」のチームに参加。自動運転車向けの次世代LiDERシステムの開発を進めていく。
LiDARは、カメラやレーダーだけでなく、車両の周囲の物体の位置関係を認識し、高解像度の画像データを作成。このLiDARの精度が、高度な自動運転の実現に重要な役割を果たす。
クルーズ・オートメーションは2017年9月、世界初の量産可能な自動運転車として、シボレー『ボルトEV』ベースの車両を発表。この車両は、サンフランシスコ、やフェニックス、デトロイトで、自動運転の公道テストに使用される。
GM、LiDER企業を買収---自動運転向け次世代システム開発へ
2017年10月11日(水) 13時00分
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