BMWをベースにしたコンプリートカーを手がけるアルピナは9月7日、ドイツで9月12日に開幕するフランクフルトモーターショー2017において、新型『D5 S』を初公開すると発表した。
新型D5 Sは、新型BMW『5シリーズ』のディーゼルエンジン搭載車がベース。セダンとワゴンの「ツーリング」の2種類のボディが用意される。
直噴3.0リットル直列6気筒ディーゼルエンジンは、アルピナの手によって、3個のターボで過給するなどのチューニングを実施。その結果、最大出力388hp、最大トルク81.6kgmを獲得する。
新型D5 Sでは、パフォーマンス志向の4WDが標準。81.6kgmもの強力なトルクは4輪に伝えられ、0〜100km/h加速4.4秒、最高速286km/hの優れたパフォーマンスを実現した。アルピナは、「ディーゼル最速の量産車」と自信を示す。
アルピナ社は1961年に創業。BMWのチューニングを行う小さな会社だったが、1964年にはその実力がBMW本社に認められ、BMW公認チューナーに。そして、1983年には、ドイツ政府から自動車メーカーとしての認証も受けた。アルピナの新車には、BMWのメーカー保証が適用される。
【フランクフルトモーターショー2017】アルピナ、世界最速ディーゼル発表予定… 5シリーズ をトリプルターボ化
2017年09月12日(火) 02時15分
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