マツダのCセグメント世界戦略車『アクセラ』(海外名:マツダ3)次期型プロトタイプを、レスポンスの兄弟サイト、Spyder7のカメラが捉えた。現行型のボディによるテスト車と見られるが、注目はボディ側面に書かれた「SKYACTIV-X」の文字。マツダが8月に発表した新世代エンジンの搭載が予告されているのだ。
SKYACTIV-Xは、「HCCI」(予混合圧縮着火)と呼ぶガソリンを希薄燃焼させる技術を採用し、現在の「SKYACTIV-G」よりも約20〜30%の燃費向上や30%近いトルクアップが見込める新世代エンジンだ。これまではその制御が難しく実用化されてこなかった。
SKYACTIV-Xは2019年から導入されることが明かされているが、今回のスクープから、その第一弾が次期アクセラとなる可能性が高い。SKYACTIV-Xエンジンを搭載した次期アクセラの燃費は、ハイブリッド車と遜色ない30km/リットル近くまで伸びることが予想される。
今回のプロトタイプから次期型のデザインを想像することはできないが、現行『CX-5』に始まった第2世代「魂動デザイン」を継承するものとなるだろう。しかしリアフェンダーが若干拡げられていることから、次期型ではトレッドが拡大される可能性がある。
10月の東京モーターショーでの出展が公式に予告されているSKYACTIV-X。そこで見られるのはこのアクセラか、はたまた別のスペシャルモデルか…。
マツダの革新エンジン「SKYACTIV-X」、採用第一弾は アクセラ か
2017年09月04日(月) 08時00分
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