国土交通省と経済産業省は、次期重量車燃費基準の目標年度について、燃費改善に向けた開発期間を十分に確保する観点から、2025年度とする方向で検討する。
燃費改善が見込まれるエンジンのモデルチェンジは、トラック、バスともに5〜6年程度で、エンジンモデルのチェンジは、排出ガス規制適合に併せて実施されることが通例となっている。
現在、自動車メーカー各社は、2016年排出ガス規制適合に優先で取り組んでおり、エンジンのモデルチェンジを実施済み。これに加え、さらなる燃費改善を促すには、排出ガス規制適合以降、さらに1回のエンジンモデルチェンジを実施する期間を設ける必要がある。
これらを考慮して次期重量車燃費基準の目標年数を2025年とする見通し。
重量車の次期燃費基準の目標年度は2025年度---開発期間を考慮
2017年07月18日(火) 10時15分
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