シトロエン C3 新型 とプジョーシトロエンジャポンのクリストフ・プレヴォ社長

プジョー・シトロエン・ジャポンは7月7日、全面改良した『シトロエン C3』の販売を開始した。クリストフ・プレヴォ社長は都内で開いた発表会で「競合他車に対しても引けをとらないものをご提供することで、他ブランドユーザーにもご納得頂けると確信している」と強調した。

プレヴォ社長は「シトロエンのプロダクト戦略は世界中の市場に適用できるデザインを提供するだけではなく、現地での要求やお客様の期待に沿えるようなプロダクトを提供することに重きを置いている。そして日本のお客様はデザインの創造性から技術的なものにわたり非常にご要望のレベルが高いと認識している」と説明。

その上で「新型C3を通じて日本市場でもメジャーとされるセグメント内に特徴のあるものを提供することで、私たちが日本で成長の加速化を目指していることが明らかにわかる。ヨーロッパでの販売の成功を受け、私たちは既存のシトロエンユーザーだけでなく、競合他車に対しても引けをとらないものをご提供することで、他ブランドユーザーにもご納得頂けると確信している」と述べた。

3代目となるC3はSUVのようなスタイリングに一新された。プジョー・シトロエン・ジャポンでマーケティング部商品企画グループマネジャーを務める関博幸氏は「強烈な存在感を放つフロントフェイスがC3のユニークさを物語る。これは『C4ピカソ』、『C4カクタス』から採り入れられたスタイリングコードで、2層に配置されたデイタイムライトとヘッドライトが特徴」と語る。

さらにサイドにはC4カクタスで初採用されたエアバンプが使われている。「エアバンプは樹脂に空気を封入したブロックから構成されている。外部からの軽微なショックを和らげることができる。乗員が守られていると感じて頂ける装備。ワンポイントのカラーを与え機能美だけでなくデザインのアクセントとしている」と関氏は解説する。

また関氏は「新型C3の導入でより多くの若年層をお客様として取り込むことで、ブランドイメージそのものをリフレッシュすることを狙っている」と明かす。

若年層を取り込むアイテムとなるのがシトロエン・コネクティッドと名付けられたオンボードカメラだ。ルームミラー前方に配置されたカメラで撮影した静止画や動画をスマートフォンを介してシェアできるというもので、自動車としては世界初の装備となる。

関氏は「ドライビングシーンを通してユーザーはソーシャルネットワークとつながる。またドライブレコーダーとしても機能する。画角はワイドな120度。GPSセンサーと16GBメモリを内蔵して、シャッターを切るだけで画像やビデオをシェアして楽しむことが可能」と話していた。

日本市場に導入される新型C3のパワートレインは1.2リットル3気筒ガソリンターボエンジンにアイシン・エィ・ダブリュとPSAが共同開発した次世代型6速オートマチックEAT6が組み合わされた設定のみで、価格は216万〜239万円となっている。

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