市販車をベースにしたレーシングカーで戦われるSUPER GT選手権。イベント広場では各自動車メーカーのブースが展開され、ベースになった車両が展示されるが、第2戦富士スピードウェイでは、パドック側に驚きの光景が広がっていた。
5月3~4日に富士スピードウェイで開催されたSUPER GT 第2戦「FUJI GT 500KM RACE」。イベント広場では各自動車メーカーのブースが展開され、レーシングカーのベースになった車両などが展示され一部の車両は乗車もできた。
BMWブースでは『M4 クーペ』と『M2 クーペ』が展示。メルセデスAMGブースでは『GLA45 4MATIC』『GT』『C63 S クーペ』が展示。アウディブースでは『TT RS クーペ』『R8 クーペ』の他に、今期スーパー耐久シリーズに参戦している『RS3 LMS TCR SEQ』も展示された。日産ブースでは『GT-R』をメインに多く車両が展示。レクサスブースでは『RC F』のほかに『LC500』「LC500h」が展示された。ホンダブースでは『NSX』がブースの真ん中に置かれていた。
一方で、パドック側にはコースインペクション(コースの安全確認)やサーキットエクスペリエンス(同乗体験走行)に使用されるマシンがずらりと並ぶ。
パドックの一部に仕切りが設けられレクサスLC500が大量に置かれていた。隣に置かれるトレーラーにもしっかりLC500のロゴデザインが施される。ホンダのトレーラーの前にもNSXがずらりと並べられていた。これらの車両は、レースウイーク中にレクサスとホンダ陣営のドライバーに貸し出され、自宅や宿泊先からサーキットなどの移動に使われたとのこと。
ホンダブースの野尻選手小暮選手が登場したトークショーではこの事にも触れられ、野尻選手は「どこを走っていても注目されるし、高速道路のパーキングに止めると、写真を撮られる事も多く、緊張しました」と語り、小暮選手は「うちの相方(塚越選手)はそれに普段から乗っているんでしょ? スゴイな」とパートナーの塚越選手がNSXを購入し乗っている事に感心した様子だった。グレード展開やカラーバリエーションが勢ぞろいすることは珍しく、多くのファンがその車両たちを眺めていた。
【SUPER GT 第2戦】レクサス LC500 やホンダ NSX など世界のスーパースポーツカーが集合
2017年05月05日(金) 22時21分
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