by 福田俊之 on 2024年05月29日(水) 08時53分
シンガーソングライターだった河島英五さんのヒット曲「時代おくれ」には「目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず~~」という、深く心にしみる歌詞がある。だが、トヨタ自動車とマツダ、SUBARU(スバル)の3社の社長と技術開発部門のトップが一堂に会し、3社の「らしさ」を生かして環境性能を高めたご自慢の次世代エンジンを熱心にアピールすれば、目立たないわけもない。
きょうの各紙をみると、読売が「トヨタ、新エンジン開発へ、環境・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月28日(火) 08時52分
トヨタ自動車のほか、出光興産、ENEOS(エネオス)、そして三菱重工業の4社が、業界の垣根を越えて自動車の脱炭素化を進めるという。
自動車から出る二酸化炭素(CO2)を削減するため、その4社が、「カーボンニュートラル(CN)燃料」の国内での導入、普及に向けて共同で検討を始めると発表したもので、きょうの朝日を除く各紙が報じている。
それによると、CN燃料は、水素と二酸化炭素を化学反応させて作る合成燃料「e-fuel(イーフュエル)」や・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月27日(月) 08時41分
「百害あって一利なし」とまでは言い切れないが、大手広告代理店による多額の賄賂のやりとりが発覚した東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件などを思い返せば、スポンサー企業として終止符を打つのは妥当な判断と言えるだろう。
トヨタ自動車が、国際オリンピック委員会(IOC)と結んでいる最高位スポンサー契約について、7月26日に開幕するパリ五輪を最後に終了する方向で調整しているという。
5月25日付けの東京朝刊などが「トヨタ五輪協賛終了へ、契・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月24日(金) 09時14分
トヨタ自動車など国内の大手自動車メーカーで組織する日本自動車工業会(自工会)が、今年1月に就任した片山正則会長(いすゞ自動車会長)の新体制の下で、早くも“変身”しつつある。
これまで「まるでお役所仕事のような団体組織」などとも揶揄されてきたが、新年度に入って初めて開いた記者会見では、 “タブー視”されていた個社の問題についても、業界全体に与える影響などを考慮して、会員企業に対する緊急調査を実施するなど、逃げ隠れせずに文字通りの「オール・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月23日(木) 08時48分
公正取引委員会が、大企業による「下請けいじめ」の規制を強化するという。すでに、日産自動車を“やり玉”にあげて、大企業が相場よりも安い単価や不当な条件で下請け事業者に仕事を強いる、いわゆる「買いたたき」が横行している実態を明らかにしていたが、公取委では価格の据え置きを強いる行為が下請法上の実質的な「買いたたき」にあたると明記する方向で、法改正を検討するという。
きょうの日経が1面準トップで報じている。それによると、公取委は2022年の運・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月21日(火) 08時46分
過去最高の利益を更新するほどに儲かっていれば、「値上げ」ではなく、むしろ値下げして還元をするべきであり、とても庶民感情とはかけ離れた対応としか思えないだろう。
東京海上ホールディングスなどの損害保険大手3社が、自動車保険の保険料の値上げを検討しているという。
きょうの毎日や日経などが、「交通量の回復で事故の増加や物価高で修理費用が上昇して採算が悪化しており、2025年1月の実施を軸に検討する」などと報じている。
一方、各紙が取り上・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月20日(月) 08時42分
まるで下駄などのつっかけサンダルからカジュアルなスニーカーやウォーキングシューズに履き替わったようなものだろう。「地方の足」とも呼ばれている軽自動車の平均価格が約20年前の2004年の101万3250円に比べ、約6割も上昇して160万円台になっているそうだ。
総務省が販売台数の多い複数車種を基に、平均価格を算出している「小売物価統計調査」で分かったもので、5月19日付けの毎日や東京が共同配信の記事として「軽自動車、20年で6割値上がり・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月16日(木) 08時50分
2040年に全ての新車を電気自動車(EV)か燃料電池車(FCV)にするという「脱ガソリン」に意欲的なホンダが、欧米や日本などに次いで中国でも大幅な人員削減を計画しているという。
5月15日付けの日経夕刊が「ホンダ、中国で希望退職、1700人応募、販売低迷で合理化」などと報じたほか、きょうの朝日なども追随して取り上げている。
それによると、ホンダと中国の大手国有メーカー「広州汽車集団」との合弁会社「広汽ホンダ」が、5月から工場での生産・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月15日(水) 08時22分
「100%」という倍率を聞けば、旧ジャニーズ系のアイドルグループがローラースケートでステージを駆け巡りながら歌う光GENJIの『勇気100%』を思い浮かべる人も多いことだろう。アニメ「忍たま乱太郎」の主題歌にもなっているが、歌詞のイントロは「がっかりして めそめそして どうした…」で始まるが、そんなめそめそしてばかりいられそうもないのが、低価格帯で急速に世界市場を席巻しつつある中国製の電気自動車(EV)である。
11月の大統領選をにら・・・
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by 福田俊之 on 2024年05月14日(火) 08時42分
「初の5兆円突破」――。2024年3月期決算ではトヨタ自動車の本業のもうけを示す営業利益が話題となったが、インドなどの販売が絶好調のスズキも売上高で初めて5兆円を超える過去最高だったという。
そのスズキの売上高は45兆円強を計上したトヨタのわずか9分の1にすぎないが、そんな同業他社との差を鮮明に示すような自動車大手7社の業績が出そろい、きょうの読売や日経などが取り上げている。
それによると、自動車大手7社の24年3月期連結決算は、ト・・・
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50プリウスから、2モーター(MG1, MG2)になったので、走行速度、...[ 続きを見る ]