by 中村 孝仁 on 2025年04月14日(月) 20時15分
2月にいわゆる味見で1時間ちょっと、このクルマに乗った。その時も快適な乗り心地やスムーズな走りに感動したものである。
ただ、一つ訂正がある。2月に乗った時、このクルマのメカニズムは『パサート』のそれと全く同じ云々と書いてしまったが、実は足回りは少なくともこの「eTSI エレガンス」に関しては異なっていて、伸び側と縮み側を個別にコントロールする2バルブの「DCC pro」は、このクルマに装備されていない。大きな間違いであったが、それが無・・・
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by 島崎七生人 on 2025年04月13日(日) 12時30分
プジョー『2008』は一時期は車名で“SUV”を名乗っていたほどで、目下のマーケットでいえばメインストリームを走るクルマでもある。が、実車は気負わず、気取らず、自意識過剰にもならず(!?)、平常心を保って乗っていられるところに好感が持てた。
試乗車は「2008 GT BlueHDI」というグレード名の1.5リットルの4気筒ディーゼルターボ搭載車。何といってもいいのは乗り心地が実にスムースな点。走行中の路面の凹凸のとくに“凸”のイナシ方・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年04月12日(土) 12時00分
新たなラージ商品群と呼ばれるマツダのFRモデルレンジ。日本では『CX-60』と『CX-80』が販売されている。いずれも3種のエンジンバリエーションが展開されている。
一つは素のディーゼルエンジン。次にそのディーゼルに48VのISGを装備した、いわゆるMHEVモデル。そして3つ目は2.5リットル4気筒のガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせて、充電を可能としたPHEVの3種だ。過去、素のディーゼルとPHEVにはロングタームの試乗を行・・・
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by 九島辰也 on 2025年04月10日(木) 08時00分
『クラウン』が70周年を迎えた。スタートは1955年というからかなり前の話だ。これまで続いてきたのだから、まさに戦後の日本のモータリゼーションを牽引してきた一台と言えるだろう。使われ方も多岐に渡っていて、タクシーやパトカーなど公共性のある仕様も多い。ボディ形状もこれまでにクーペやエステート(ステーションワゴン)などが存在した。『ソアラ』は『クラウンクーペ』の新型として生まれた。
そんなクラウンの最も新しいモデルが登場した。16代目のク・・・
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by 島崎七生人 on 2025年04月09日(水) 12時00分
SUBARU(スバル)ラインアップのスタンダードモデル……メーカー自身のニュースリリースでもそう紹介のある『インプレッサ』。6世代目の現行モデルは2023年4月に登場、昨年2024年9月には装備まわりを充実するなどの改良が行なわれた。
試乗車はそのスタンダードなインプレッサの中でもまさしくベーシックな「ST」グレードのFWDモデル(AWDの用意もある)。ベース車両価格272万2500円と、文字通りホッとするような身近な存在といえる。
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by 中村 孝仁 on 2025年04月06日(日) 18時00分
VW『ゴルフ』がフェイスリフトを受けて、ゴルフ8.5と呼ばれる世代に進化した。ニューモデルのメインテーマは、新たなインフォテイメントの導入。メカニカルな変化はあまりない。
今回試乗したのは、「アクティブ」と呼ばれる日本国内では、いわばベーシックなモデル。先代では3気筒1リットルエンジンを搭載していたのに対し、今回は上級モデル同様4気筒の1.5リットルに格上げされた。
また、今回はヴァリアントだから異なるかもしれないが、少なくともハッ・・・
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by 岩貞るみこ on 2025年04月05日(土) 12時30分
今回のワンポイント確認は、「的確な運転操作のために作られたマツダのドライビングポジションは、長距離でどう評価されるのか」である。
『CX-30』。マツダのクロスオーバー・ラインナップのなかで、下から2番目にコンパクトなモデルである。似た名前の『CX-3』(一番小さいクロスオーバー)よりひとまわり大きく、後席も荷室もゆったりしていてロングドライブ向き。でも、高さは1540mmと立体駐車場にも配慮されていてなにかと使いやすい。それにしても・・・
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by 中村 孝仁 on 2025年03月31日(月) 18時00分
スズキ『フロンクス』を、およそ3週間にわたって試した。先にAWD車を、後からFWD車に乗った。
具体的にどちらがお勧めかと聞かれると、答えに窮する。というのもこの2台、オプションを込みにした車両価格がAWDは292万3140円(車両本体は273万9000円)と、FWDが272万5140円(車両本体は254万1000円)。僅か19万8000円の差でしかないからである。
その昔、乗用4WDという概念がアウディによって開かれて、日本国内の・・・
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by 井元康一郎 on 2025年03月30日(日) 12時00分
BYDのコンパクトBEV(バッテリー式電気自動車)『ドルフィン』の「ロングレンジ」と標準型、計6000kmのロードテスト。前編『中国車は“口ほどのモノ”があるようになったのか?』では航続レンジおよび充電パフォーマンスについて述べた。後編では走り、快適性、パッケージング、先進安全システムなどについて解説していきたい。
◆倍以上の差がある動力性能
ドルフィンはロングレンジが最高出力150kW(204馬力)、標準型が70kW(95馬力)と、・・・
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by 島崎七生人 on 2025年03月27日(木) 12時00分
受け取った試乗車は白(正確には“オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト/ブラックルーフ”)の個体。だからという訳でもないが、重なって見えたのは、1976年に本国で登場した初代GTIの姿だった。ほぼ半世紀前のクルマである。
赤いグリルストライプに黒のVWマーク、樹脂のホイールアーチカバー、黒塗りのリヤウインドゥまわりetc……。新車当時に正規輸入はされなかったが、取材で並行輸入車に乗り、恐ろしく高回転型にチューンされた1.6リッ・・・
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市街地毎日渋滞有りで燃費20超えます。 カタログスペックを超えるのは初め...[ 続きを見る ]