by 島崎七生人 on 2024年05月17日(金) 20時00分
実生活でこのメルセデスベンツ『Eクラス』のキーを手にすることはまずないだろうから、オーナーになりすまして(?)、数日間を共にしてみた。するとデビュー早々ながら(1点+αを除いて=後述)このクルマの完成度の高さに唸らされた。
◆驚かされたのはウルトラスムーズなパワー感
希望を伝えて試乗したのはセダンの「220d」。乗り味や走りを含め、Eクラスの基準車だろうと目したからだ。搭載するのは654Mの型式が付く直列4気筒の2リットルディーゼルタ・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年05月16日(木) 20時00分
◆高級・高性能志向に変貌したランドローバーから生まれた
1948年にランドローバー社はローバー内のオフロード車を扱う部門として設立され、1951年には早くも英国王室御用達の称号を得るまでに成長した。
その際作られていたのは武骨で快適さや高級感の欠片もない「ランドローバー1」というモデルで、以後長くランドローバー社の屋台骨を支えるモデルとして活躍した。その系譜を受け継いで誕生するのが『ディフェンダー』なのだが、この名前が与えられたのは以・・・
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by 島崎七生人 on 2024年05月14日(火) 18時00分
200台限定というジープ『コマンダー オーバーロード』が先ごろ登場。前回の限定車「ロンジチュード」(2023年6月)はFWDだったが、今回は現行の「リミテッド」をベースとし、オンデマンド方式の4WDで、2リットルディーゼルターボを搭載する。
そのコマンダーのベース車に改めて試乗してみた。すると、よかった。
何はともあれ実用前提で日常使いで乗ってみたのだが、想像以上の扱いやすさは、おそらく誰もが乗れば実感するはずだ。
◆サイズから想・・・
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by 九島辰也 on 2024年05月12日(日) 12時00分
話題のトヨタ『ランドクルーザー250』に試乗することができた。と言っても一般道の走りはなく、オフロードコースのみとなる。場所は愛知県の「さなげアドベンチャーフィールド」。オフロードコースをメインにBBQなどを楽しめる施設だ。
ユニークなのはそこに300系(GR)、70系、150系(『ランドクルーザープラド』)が置いてあったこと。4つのモデルの個性を感じながら150から250へ進化した内容を体感することができる。なんて贅沢な試乗会なのだ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年05月10日(金) 19時00分
仕事で“食レポ”の経験はない。が、『マツダ2』の最新の試乗車に乗り、「これはまさに、ほのかな甘味とお米の味がしっかりと味わえ、おかずなど一切いらない、炊きたての白いご飯のようなクルマなのではないか」と改めて思った。
4代目『デミオ』として登場したのが2014年9月。以来、今年でかれこれ10年。直近では昨年9月、マツダコネクトが設定されたほか、用品架装パッケージ車の追加、グレード体系の見直しなどを実施。また「BD」グレードに「自由な発想・・・
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by 井元康一郎 on 2024年05月08日(水) 12時00分
ホンダの軽規格スーパーハイトワゴン、第3世代『N-BOX』を短距離試乗する機会があったのでショートインプレッションをお届けする。
2011年、ホンダの新世代軽自動車「Nシリーズ」の第1号モデルとして登場したN-BOX。昨年デビューした第3世代は角型ボディ、分厚いボンネット、広大な居住区等々、大人気を博した第1世代、第2世代の特徴を受け継いだ完全キープコンセプト型のモデルである。プラットフォームは第2世代のキャリーオーバーだが、ポール側・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年05月06日(月) 08時00分
◆ブランド価値を上げた「ジープ」
同業者にして、趣味の世界の師匠でもあるYさんが上梓した本、「何故クルマ好きは性能ではなく物語(ブランド)を買うのか」というのがある。
てっきり日本人はブランドに弱いと思っていたが、どうもブランドを大切にするのは圧倒的に欧米の企業らしい。だから如何にブランド価値をあげるかについてはとても熱心なのかもしれない。欧米とあったが、個人的には特にヨーロッパのメーカーがブランド価値の構築に熱心な企業が多いように感・・・
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by 河村康彦 on 2024年05月04日(土) 18時00分
『RX-8』の生産が2012年に終了して以来、実に11年ぶりにロータリー・エンジンというマツダ独自の心臓を搭載したモデルの新車販売が復活ということで話題となったのがここに紹介する1台。
2リッターガソリン4気筒エンジンにマイルドハイブリッド・システムをアドオンして搭載するバージョンとピュアEVバージョンの2種が販売されていたところに、追加というカタチでローンチされたのが『MX-30』の「ロータリーEV」と称されるモデルである。
◆「・・・
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by 岩貞るみこ on 2024年05月02日(木) 20時00分
今回のワンポイント確認は、「スイフトは、わがままなおねえさんを満足させてくれるのか」である。おばさんではない。あくまでも、おねえさんである(反論却下)。
◆理知的な顔立ちと、シャープな極細マッチョなスタイル
肩に入っていた力がほどよく抜け、都会的な顔立ちとプロポーションになったスズキ『スイフト』は、時代を表している。そう、今やぐいぐいひっぱる熱血リーダーより、いっしょにがんばるアニキが上司として好まれる。やる気が前面に出ちゃうと、ひい・・・
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by 南陽一浩 on 2024年05月01日(水) 12時00分
昨今、『レヴァンテ』と『ギブリ』のV8版がいよいよフィナーレを迎え、トップ・オブ・パワーユニットが新たな3リットル・V6ツインターボ「ネットゥーノ」へと世代交代したマセラティ。ネットゥーノはここ2年来、『MC20』を皮切りに『グレカーレ・トロフェオ』、そして昨冬に日本上陸を果たした『グラントゥーリズモ・トロフェオ』と同「モデナ」に搭載されている。
V8から2気筒が減じられたことに、ここにもダウンサイジングの波かと、複雑な想いを抱く昔か・・・
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ティーダからの乗り換え。ダイハツCVTの味付けが自分に合っていたことから...[ 続きを見る ]