by 中村 孝仁 on 2024年06月16日(日) 08時00分
現行『3シリーズ』(コードネームG20)がデビューしたのは2019年だから、もうすでに5年目のモデルイヤーに突入している。しかし、ここに至るまで『320d』に試乗したことは無かった。ツーリングはセダンのG20に対しG21のコードネームを持つもので、こちらはデビューしたての時に「318iツーリング」に乗っただけで、やはり長いこと試乗したことがなかったのだ。
◆ICEが生き残る術はないのか?
BMWに限らず、ヨーロッパの自動車メーカーはI・・・
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by 九島辰也 on 2024年06月08日(土) 12時00分
新型『MINIクーパー』を一足早く走らせる機会を得た。場所はスペインのバルセロナ。ここで3週間にわたり世界から250人以上のメディア関係者を集め国際試乗会が行われた。
用意されたモデルは「クーパーSE」。バッテリーEV(BEV)である。リチウムイオン電池でモーターを動かすパワーは、最高出力160kW/218ps、最大トルク330Nmとなる。クーパーSEにはその下に「クーパーE」があり、若干デチューンされる。そちらは最高出135kW/1・・・
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by 島崎七生人 on 2024年06月07日(金) 17時00分
ご多分に洩れず近年のメルセデスベンツのモデルも、EVやSUV系の話題が多い。とはいえ“型にハマらないクルマ”に乗りたいユーザーは決して少なくないはず。そんなニーズに応えてくれるのが『CLA』だ。
現行モデルは昨年9月に改良を受け、外観ではスターパターンにシングルルーバー(一本線)を組み合わせたフロントグリルなど、2019年の登場時に対して若干のリフレッシュを受けた。ほかに外装ではヘッドライトの照射範囲を自動調整してくれるアダプティブハ・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年05月27日(月) 21時00分
結局のところ、自動車の価値って一体なんだ?という素朴な疑問がわいてしまう今日この頃。改めてブランド価値を考えさせられた。
ジープである。かつて日本ではクロカン四駆の代表格という存在にすぎず、どう考えても一般受けはしないモデルしか作ってこなかったブランドである。もっともそれにはちょっと語弊があって、1960年代になると言わばSUVの元祖となる『ワゴニア』を誕生させているのでクロカン四駆一辺倒というわけではなかったのだが、当時日本でそのワ・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年05月25日(土) 12時00分
『デミオ』と呼ばれていた時代からコンパクトで上質な内外装を持ち、しかもディーゼルエンジンがチョイスできるモデルとして、個人的に高く評価してきたのがこのクルマ。
2019年に車名を『マツダ2』と改めたが、マツダお得意の商品改良の一環であって、成り立ちはデミオの時代から何ら変わらず、新たにSKYACTIVアーキテクチャの要素を取り入れたことで、ブランド的に車名の統一を図ったものだった。マツダは以前からラインナップにMT(マニュアルトランス・・・
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by 島崎七生人 on 2024年05月24日(金) 20時00分
日本市場ではVW初のBEVとして『ID.4』が導入され早1年半が過ぎた。その後も他の輸入ブランドからBEVが登場する中、果たしてID.4の立ち位置に変化はあったかどうか、少しジックリと試乗しながら考えてみた。
◆「Pro」の内外装の特徴
試乗車は「Pro」で外観では20インチタイヤとホイール、ブラックルーフの2トーンのボディ色などが特徴。試乗車はホイールのデザインこそ今どきのセンスながら、白(グレイシアホワイトメタリック)のボディ色と・・・
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by 島崎七生人 on 2024年05月21日(火) 20時00分
文字どおり星の数ほど……というより、数え違いがなければ187個の小さなメルセデスベンツの星がちりばめられた新しいマスクは目をひくようだ。試乗中、路上ですれ違った『GLA』の男性オーナーに目敏く見つけられ、コチラに視線を向けているのがわかった。
『EQA』は、メルセデスベンツのSUVタイプのEV、『EQC』に次ぐモデルとして2021年4月に登場。それから3年目のタイミングでリリースされた今回の新型では、前述のとおりグリルのデザインを改め・・・
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by 岩貞るみこ on 2024年05月19日(日) 18時00分
今回のワンポイント確認は、「いい道具は、かよわき乙女を守ってくれるのか」である。聡明なレスポンス読者におかれましては、この『乙女』が意味するものを、好意的に解釈していただきたい(間違っても、ジェンダー平等はどうした!とか叫ばないように)。
うまい人は、よりうまく。下手くそは、最下層からひっぱりあげ、せめて平均まで導いてほしい。スポーツ、料理、運転などすべての場面でいい道具を選ぶ理由はこれだ。特に運転には命がかかっている。下手くそは容赦・・・
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by 中村 孝仁 on 2024年05月18日(土) 16時00分
◆実は改良されていた「乗り心地」の課題
2022年にマツダはいわゆる「ラージプラットフォーム群」と称する縦置きエンジン、FR駆動のプラットフォームを開発し、その第1陣として『CX-60』を上梓した。
野心的なFRプラットフォーム故に期待が大きかった半面、初期モデルを試乗した多くのユーザー並びにジャーナリストからは不満の声も漏れた。最大の問題点は乗り心地で、私も初めて試乗したモデルに対し「特にリアからの突き上げ感をやや顕著に感じてしまっ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年05月17日(金) 20時00分
実生活でこのメルセデスベンツ『Eクラス』のキーを手にすることはまずないだろうから、オーナーになりすまして(?)、数日間を共にしてみた。するとデビュー早々ながら(1点+αを除いて=後述)このクルマの完成度の高さに唸らされた。
◆驚かされたのはウルトラスムーズなパワー感
希望を伝えて試乗したのはセダンの「220d」。乗り味や走りを含め、Eクラスの基準車だろうと目したからだ。搭載するのは654Mの型式が付く直列4気筒の2リットルディーゼルタ・・・
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ティーダからの乗り換え。ダイハツCVTの味付けが自分に合っていたことから...[ 続きを見る ]