フィアット・モビ・トレッキング改良新型《photo by Fiat》

フィアットは、Aセグメントに属するコンパクトカー『モビ』の改良新型をブラジルで発表した。2016年の市場投入以来、ブラジルのサブコンパクトカー市場を再定義してきたモビは、2021年からセグメント販売首位を維持している。モビは、ステランティスのベチン工場で製造される。

改良新型の外観では14インチアルミホイールの新色、ブラック仕上げのドアハンドルとサイドミラー、トレッキング仕様には黒いルーフが新たに採用された。内装は完全に刷新され、新デザインのインストルメントパネルと新ハンドルを装備。収納スペースの配置も最適化された。

搭載される1.0 ファイアフライエンジンは最高出力75hp、最大トルク105Nmを発生。エタノール使用時の0-100km/h加速は14.7秒、最高速度164km/hを実現する。燃費性能も向上し、エタノールで市街地9.8km/リットル・高速10.6km/リットル、ガソリンで市街地14.0km/リットル・高速15.1km/リットルを達成している。

安全装備としてABS、ESC、トラクションコントロール、ヒルスタートアシスト、タイヤ空気圧センサーを標準装備。エアコン、フロントエアバッグ、電動パワーステアリング、電動ドアロック、前席パワーウィンドウも含まれる。

「Like」と「トレッキング」の2グレードを設定。トレッキング仕様には7インチタッチスクリーン、Android AutoとApple CarPlayのワイヤレス接続、マルチファンクションステアリングなどが追加される。

ブラジル政府の持続可能な車プログラムの対象モデルとしてIPI税免除を受ける。価格はLike仕様が7万9060レアル、トレッキング仕様が8万0990レアル(IPI税免除適用後)となる。

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