
メルセデス・ベンツ日本は6月26日、クロスカントリーのメルセデスベンツ『Gクラス』の制動装置(横滑り防止装置)について不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2024年6月16日~25年4月22日に輸入された「G450d」、「G580」、メルセデスAMG「G63」の計4768台。
横滑り防止装置(ESP)のコントロールユニットにおいて、設計検討が不十分なため、制御プログラムが不適切である。そのため、ESPが故障した際に正規の仕様と異なる警告メッセージが表示され、保安基準に適合しない。
改善措置として、全車両、ESPコントロールユニットの制御プログラムを対策されたプログラムに書き換える。
不具合、事故ともに発生していない。
