
中国のEVメーカー、XPENG(シャオペン、小鵬汽車)は新型電動SUV『G7』をワールドプレミアした。
G7は「AI智能家庭のSUV」として位置づけられ、科学技術と快適性に強い要求を持つ若いユーザーとファミリー向けに開発された。G7は最新のAIチップを初搭載し、全ローカルVLA+VLMモデルを実現している。
最大の特徴は業界トップクラスの2200TOPSの計算力だ。現在の業界主流の有効算力が80-700TOPSの間にある中、G7は世界初のL3級算力に達するAI自動車として、3個のAIチップを搭載。これは主流スマートドライビングチップ9個分に相当し、業界他社フラッグシップモデルの3-28倍の性能を実現している。
ソフトウェア面では、業界初のスマートドライビング大脳+小脳VLA-OLモデルを搭載した。従来のプログラマーが書いたアルゴリズム規則による決定判断から脱却し、全域AIモデルによって自動車を真の「思考と感情」を持つパートナーに変革している。
デザイン面では、飛行機をインスピレーション源とした未来感と家庭的温かさを兼ね備えた外観を採用。ボディカラーは6色を用意し、それぞれ星空からインスピレーションを得た色彩となっている。
内装は、最新のデザイン理念を採用し、4色を展開。ダッシュボードとセンターコンソールを一体化した。ルーフにマイクロファイバー、シートにナッパレザーを使用している。
ファーウェイと共同開発した87インチ超の大画面のAR-HUDヘッドアップディスプレイを初搭載した。AR技術により、ナビゲーションルートを実際の道路上に直接「描画」し、「見たままが行く道」を実現している。
室内空間の面では、前席1062mm、後席1035mmのゆとりを確保。最大819Lの後部トランク容量は最大2277Lまで拡張可能で、37個の20インチスーツケースを収納できる。
G7は現在、全国214都市の500店舗以上で展示車の配備が進んでおり、ユーザーは最寄りの店舗で実車体験が可能となっている。






