アウディジャパンは、フルサイズSUVクーペ『Q8』の最高峰スポーツモデル「RS Q8 パフォーマンス」を発売した。価格は2206万円から。
RS Q8 パフォーマンスは、4.0リットル V型8気筒直噴ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力471kW（640ps）、最大トルク850Nmを発揮する。0-100km/h加速は3.6秒で、オプションのスピードリミッターを装着すれば最高速度は305km/hに達する。
新開発の軽量エキゾーストシステムにより、出力向上と共により魅力的なサウンドを実現。オプションのRSスポーツエキゾーストシステムを選択すれば、さらにパワフルなサウンドを楽しむことができる。
quattro（クワトロ）フルタイム四輪駆動システムと8速ティプトロニックトランスミッションを組み合わせ、通常時は前後40:60の比率でトルクを配分。必要に応じて前輪に最大70%、後輪に最大85%まで駆動力を振り分けることが可能だ。
足回りには、RSアダプティブエアサスペンションスポーツとアクティブロールスタビライザー（eAWS）を標準装備。eAWSは電動モーターでスタビライザーを制御し、コーナリング時のボディロールを抑制しつつ、直進安定性も向上させる。
ブレーキシステムには、フロント440mm、リア370mmのセラミックブレーキディスクを採用。10ピストンキャリパーと相まって、強力な制動力を発揮する。
さらに、四輪操舵システムのオールホイールステアリングも標準装備。高速走行時には後輪が前輪と同方向に最大1.5度、低速時には逆方向に最大5度回転し、操縦性と取り回しの良さを両立させている。
RS Q8 パフォーマンスは、世界で最も過酷なサーキットと言われるニュルブルクリンク北コースにおいて、SUVクラスの最速ラップタイムを更新。7分36秒698という記録を樹立している。
