パイオニアのスマートフォン専用カーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」《写真提供 パイオニア》

パイオニアは、1月29日から31日まで東京ビッグサイトで開催される「バックオフィスWorld 2025 春 東京」に出展する。このイベントでは、人事・経理・総務・法務などのバックオフィス業務の効率化や生産性向上をサポートする最新の製品・サービスが展示される。

パイオニアブースでは、カーナビメーカーならではの高精度なナビゲーション機能に、外回り業務を効率化するスケジュール機能や住宅地図を組み合わせたスマートフォン専用カーナビアプリ「COCCHi(コッチ)法人契約」を展示する。このアプリは、80万ダウンロードを突破した一般向けアプリの技術を活用し、企業向けにカスタマイズしたサービスだ。

また、アルコールチェックや運転日報などの業務をデジタル化して一元管理できるフリートマネジメントシステム「MobilityOne(モビリティ・ワン)安全運転管理」も紹介する。このシステムは、スマートフォンやPCの画面表示に沿って操作するだけで、一連の安全運転管理業務を確実に行うことができる。

両サービスとも、社用車の安全運転と業務効率化、生産性向上に貢献することが期待される。パイオニアは、カーナビ開発で培った高機能と使いやすさを活かし、企業のバックオフィス業務のDX化を支援する。

展示ブースでは、これらのサービスについてデモンストレーションを交えて紹介する予定だ。「COCCHi 法人契約」では、「仕事オプション」「ゼンリン住宅地図オプション」との組み合わせによる業務効率化の具体例も示される。

「MobilityOne 安全運転管理」は、アルコールチェックや日常点検、運転日報といった安全運転管理業務をデジタル化することで、管理業務のDX化と法令順守を両立させる。これにより、企業は煩雑な作業から解放され、より本質的な業務に集中できるようになる。

パイオニアの今回の出展は、自動車関連技術を活用してバックオフィス業務の効率化を図る新たな取り組みとなる。

東京ビッグサイト《写真撮影 高木啓》