ジェイテクトのロゴ《写真提供 ジェイテクト》

ジェイテクトは12月2日、ソフトバンクの子会社のSTATION Aiが運営するオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に入居したと発表した。

ジェイテクトは、製品と製造設備に関する技術や知見を集約したテクノロジープラットフォーム「テクプラ」を活用し、社内外の課題解決策を提案する「ソリセン」の開設を進めている。今回のSTATION Aiへの参画により、スタートアップをはじめとした社外との連携を強化し、新たなソリューションの創出を目指す。

STATION Aiは、スタートアップ企業の創出育成とオープンイノベーションの促進を目的に、2024年10月に名古屋市鶴舞公園南側に開業した日本最大級のオープンイノベーション拠点。ジェイテクトの参画は、SDGsの目標8.2に関連し、高付加価値セクターや技術向上を通じた経済生産性の向上を目指す取り組みの一環だ。

ジェイテクトはこれまでにも、イノベーション推進のための研究施設の新設や、スタートアップ企業との関係強化を進めてきた。今後もオープンイノベーションを通じて、社会課題の解決に貢献していく。