トヨタ AE86 BEVコンセプト《写真提供 トヨタ自動車》

「若者にも人気の昭和の名車だが、乗り続けるのは大変」と『CARトップ』(発行:交通タイムス)編集部。そんな悩みを解消する手段のがBEV化であり、最新型エンジンへの換装だ。

2025年1月号ではEV化された日産のR32『スカイラインGT-R』とトヨタ「AE86」、さらに『GRヤリス』のエンジンに積み替えたAE86を紹介している。

R32型スカイラインGT-R EVコンバージョンは、「将来エンジンがなくなってもR32の楽しさをEVで再現したい」というのが開発目標。実際の販売に向けたプロジェクトではなく、日産社内の課外活動=技術者のスタディの一環だ。

いっぽうAE86改は公道で乗れる。旧車をもっと気軽に、そして身近に楽しむためのコミュニティ「Vintage club by KINTO」が、特選旧車レンタカーのラインアップに期間限定で「AE86 G16Eコンセプト」と「AE86 BEVコンセプト」を追加した。これらに“ハチロクに乗って30年”の自動車評論家、山田弘樹氏が試乗した。

その流れで、EVで復活してほしい国産名車を自動車評論家9名が妄想。イラストも起こされており、意外と売れそうだ。月号が新年になった初夢企画だ。

そのほか、スズキ『フロンクス』 vs ホンダ『WR-V』、ホンダ『シビック』の「タイプR」vs「RS」vs「EX」、ホンダ『N-BOX JOY』やスズキ『スペーシアギア』などのアウトドア系軽スーパーハイトワゴン比較、レクサス初のMT車である『LBXモリゾーRR』とトヨタ『GRヤリス』、それぞれの比較も。話題の新型車の比較試乗が1月号には多数掲載されている。 

トヨタ AE86 BEVコンセプト《写真提供 KINTO》 トヨタ AE86 BEVコンセプト《写真提供 KINTO》 トヨタ AE86 G16Eコンセプト《写真提供 KINTO》 『CARトップ』2025年1月号《発行 交通タイムス》