ジャガーE-PACE内装《写真提供 ジャガー・ランドローバー・ジャパン》

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは9月24日、ジャガー『E-PACE』と『E-PACE PHEV』のエアバッグ装置(インフレータ)ついてインストルメントパネル開口部の製造誤差として、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2021年3月15日〜2023年11月29日に輸入された563台だ。

助手席エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開経路である、インストルメントパネルの開口部の製造誤差によっては、意図した通りの展開がされない事がある。そのため、衝突時に助手席エアバッグが完全に展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。

改善措置として全車両、エアバッグモジュールを対策品に交換する。

不具合は0件、事故は起きていない。

ジャガーE-PACE《写真提供 ジャガー・ランドローバー・ジャパン》 改善箇所《写真提供 国交省》