ポルシェ・タイカン・ターボ Sの「セレスティアル ジェイド」《photo by Porsche》

ポルシェは9月5日、EVスポーツ『タイカン・ターボS』の「セレスティアル ジェイド」を発表した。このモデルは、ポルシェのSonderwunschプログラムを通じて製作された一台限りの特別モデルで、デザインと塗装の専門家が協力し、東南アジアの活気と革新を反映させたものだとしている。

2024年モデルの『タイカン』をベースにしており、パワーや航続距離、加速性能が向上。特に、最大出力は700kW(952ps)を誇り、0-100km/h加速は2.4秒で達成する。

初めて2種類のChromaflair効果塗装を組み合わせたこの塗装は、見る角度によって色が変わる特殊なピグメントを含んでおり、製作には約1年を要した。塗装作業自体は手作業で行われ、約80時間を費やしたという。

「アーバンバンブー」と「シフティングカーボン」という2つの色が選ばれ、これにより「セレスティアル ジェイド」という名前が付けられた。ジェイド(翡翠)はアジアで幸福や長寿を象徴する貴重な素材であり、カーボンはポルシェの革新精神を象徴する。

さらに、この特別仕様車には「ロンマ」という神話上の生物をモチーフにしたロゴが施されている。ロンマは龍の頭と馬の体を持つ存在で、2024年の干支である龍年とタイカンの意味である「若い馬」を象徴している。

また、特別なカーボン織りの仕上げが施された部品も特徴。これらは標準のターボナイト色のインレイを置き換え、前後バンパーやサイドスカート、リアディフューザーに使用されている。

「レザー・トゥ・サンプル」オプションも新たに追加され、タイカンの内装をさらにカスタマイズできるようになった。標準色のスレートグレーと「レザー・トゥ・サンプル」オプションのイングリッシュグリーンを組み合わせた内装が特徴だ。

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