キャタピラージャパンは、5月22日から24日まで千葉市の幕張メッセで開催された「第6回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)2024」に出展した。今回の展示では、「あなたと共に、明日の世界をつくる。」をテーマに、最新の建設技術やサービスソリューションを紹介した。
幕張メッセでは、「Cat Command ステーション」と「Cat Command コンソール」をデモンストレーションした。「ステーション」は、現場から離れた場所に配置したオペレーターステーションから、遠隔で各種の Catマシンを操作するソリューションだ。幕張で埼玉県秩父市のD-techセンター(研修センター)にある建機を遠隔操作した。無人化施工キットの「コンソール」では働き方改革対応ならびに災害時即応性が期待できる。
現場を見える化するツール「VisionLink」は、稼働場所や燃費、機械点検履歴などの情報を一元管理し、生産性の向上に寄与するデジタルソリューションだ。スマートフォンのアプリでも使用できるので、現場にいながら機械管理が行なえる。
これらの半自動制御が可能な遠隔制御建設機械によって、オペレータをリスクの高い作業環境から回避させることができる。
次世代マシンとしては、20tクラスの油圧ショベル320とブルドーザD5が展示されていた。またサスティナビリティの観点から、長く使用されているマシンを再生する「マシンリビルド」も紹介された。
キャタピラーがCSPI-EXPO 2024に出展…オペレータをリスクの高い作業環境から回避
2024年05月27日(月) 07時30分