ロールスロイス ゴースト 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

ロールスロイスの4ドアサルーン『ゴースト』が、フルモデルチェンジ級の改良をおこなうようだ。デザインの変更が中心とみられるが、そのプロトタイプの姿を初めてスクープした。

ゴーストといえば、昨年10月には皆既日食からインスピレーションを受けたという『ブラック・バッジ・ゴースト・エクリプシス・プライベート・コレクション』を発売、今年3月12日には世界限定120台の『ゴースト・プリズム』を発表するなどスペシャルモデルに力を入れているが、すでにフェイスリフトの開発に着手しているようだ。

『レイス』(2013年〜)、『ドーン』(2015年〜)、『ファントムVIII』(2018年〜)、『カリナン』(2018年〜)、『スペクター』(2023年〜)とラインアップを拡大しているロールスロイス。2代目となる現行型ゴーストは、2021年から販売されており、これが初の大幅改良となる。

これまでロールスロイスは、改良新型で大きな変更はしないとしてきたが、このところ、他モデルでも攻めたデザイン変更がみられ、ゴーストでもフルチェン級のデザイン変更が予想される。

雪深いヨーロッパ北部にあるBMWのテスト施設のすぐ側で捉えたプロトタイプは、カモフラージュも薄く、変更箇所がはっきりと確認できる。

フロントエンドでは、イルミネイテッド・グリルに向かって先細りになったヘッドライトを装着。内部LEDデイタイムランニングライトも新設計されている様子が伺える。またバンパーは、よりシンプルな下部ワイドインテークと、現行モデルに見られた水平方向のクロームアクセントがオミットされていることから、よりスマートな印象を与える。中央にはADAS用センサーも見えている。

側面は大きく変わることはなく、観音開きドアが維持されているほか、キャラクターラインも同じようだ。後部を見ると、LEDテールライトのグラフィックがアップデートされているのが大きな違いだ。内部に2つの垂直スリットが追加され、新たな表情を手に入れている。

顧客の要望に応じた多様なカスタマイズ「ビスポーク」を用意するロールスロイスだけに、今回の改良でもボディカラーや、アロイホイールなどさらなるオプションも用意される。

インテリアは、現在のレイアウトが継承される可能性が高い。現行型のパワートレインは、最高出力571psを発揮する6.75リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。最高出力600psを発揮する高性能モデル「ブラックバッジ」バージョンもアップデートされるが、さらなる出力向上も期待されている。

ゴースト改良新型のデビューは、2025年と予想される。

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