ヒュンダイモーター(CES 2024)《photo by Hyundai Motor》

ヒョンデモーターは1月8日、CES 2024にて、水素エネルギーとソフトウェアを活用した未来のビジョンを発表した。テーマは「Ease every way」。人間中心の生活革新を水素エネルギー、ソフトウェア、AIを通じてリードするというヒョンデのコミットメントを強調している。

ヒョンデは、水素の生産、貯蔵、輸送、利用をカバーするHTWOの水素バリューチェーンソリューションを紹介した。また、ソフトウェアとAIによって車両、フリート、交通システムを再定義する「Software-defined Everything」(SDx)戦略も発表した。

ヒョンデのブランドビジョンである「Progress for Humanity」に沿って、「Ease every way」テーマは、自由、安全、公平という3つの普遍的な価値を提供することで、世界のコミュニティに快適で平和な生活環境を創造するというヒョンデの目指すところを反映している。

ヒョンデモーターグループは、2050年までにカーボンニュートラルを達成するという明確なRE100ロードマップを発表しており、その達成には水素エネルギーが重要な役割を果たすとしている。

ヒョンデは、ソフトウェアとAIの重要性を認識し、ユーザーセンターの移動エコシステムを構築するためにソフトウェア駆動の変革を進めている。CES 2024で発表したSDx戦略は、先進的なソフトウェアとAIを通じて、全ての移動デバイス、フリート、エコシステムを価値ある資産に変えることを目指している。

CES 2024では、ヒョンデが廃棄物から水素を生産する技術や水素バリューチェーン、SDV技術、未来の移動概念を展示している。

ヒュンダイモーター(CES 2024)《photo by Hyundai Motor》 ヒュンダイモーター(CES 2024)《photo by Hyundai Motor》