ダイハツ・タント・ファンクロス《写真提供 ダイハツ工業》

ダイハツ工業は12月20日、不正行為の調査結果を公表した。第三者委員会による調査で、新たに25の試験項目において174個の不正行為があったことが明らかにされた。

不正行為が確認された車種は、すでに生産を終了したものも含め64車種・3エンジンとなったという。この中にはダイハツブランドの車種に加え、トヨタ、マツダ、スバルへOEM供給をしている車種も含まれる。

ダイハツは調査結果を受け、現在国内外で生産中の全てのダイハツ開発車種の出荷を一旦停止することを決定した。今後、国土交通省をはじめ、各国の関係当局に報告・相談の上、必要な対応を進めていく。

不正の恐れのある車種については、安全性能・環境性能が法規基準を満たしているか、ダイハツ社内で技術検証・実車試験等を行ない、確認した。

ダイハツ・タント・ファンクロス《写真提供 ダイハツ工業》