ランチア・イプシロン 新型《photo by Lancia》

ランチアは12月13日、2024年2月にワールドプレミアする予定の新型『イプシロン』(Lancia Ypsilon)の新たなティザー写真を公開した。

初代イプシロンは、『Y』のネーミングで1995年に登場した。小型車でありながら、約100色もの内外装色を自由に組み合わせられる点が人気を呼び、欧州で支持された。2011年春、ジュネーブモーターショー2011で発表されたのが、現行の3代目イプシロン。従来の3ドアハッチバックボディから、実用的な5ドアハッチバックに変更。日本市場には、クライスラーブランド車として導入されていた。

ランチアは、このイプシロンの新型を2024年2月、イタリア・ミラノで初公開する予定だ。新たなティザー写真では、新型のフロントマスクの一部を紹介している。

フロントマスクには、2023年4月に発表されたコンセプトカーのランチア『Pu+Ra HPE』のモチーフを取り入れている。新型イプシロンでは、ランチア伝統のグリル「カリス」が再解釈されているのが特長だ。新しいカリスは、サテン仕上げのステンレス製。LANCIAのロゴは、ファッションの世界からインスピレーションを得たオリジナルのフォントで記されている。

ランチア・イプシロン 新型《photo by Lancia》 ランチア・イプシロン 新型《photo by Lancia》 ランチア Pu+Ra HPE《photo by Lancia》 ランチア Pu+Ra HPE《photo by Lancia》