ランドローバー ディフェンダー 最強モデルの予想CGKOLESA RU/APOLLO

発表されるや世界的な人気に火をつけたランドローバー『ディフェンダー』。スクエアボディのオーセンティックなクロカンスタイルとSUVならではの使い勝手が魅力のディフェンダーだが、ハイパフォーマンスな走りに特化した「最強のディフェンダー」が登場するという。

◆最強のディフェンダーが2023年内に誕生!?
初代ディフェンダーは1983年に発売、2015年には一度生産終了となったが、2019年に新型として復活。現在ショートホイールベースの「ディフェンダー90」と、ロングホイールベースの「ディフェンダー110」、3列シートを備える「ディフェンダー130」がラインアップされている。現在開発が進められているハイパフォーマンスモデルは、これらの頂点に立つ一台となる。

ランドローバーのハイパフォーマンスモデルといえば、2017年のフランクフルトモーターショーで『ディスカバリーSVX』がお披露目されている。この「SVX」は同社のスペシャル・ヴィークル・オペレーション(SVO)による新たなブランドとして展開することが期待され2019年に発売予定だったが、コスト削減などのあおりを受け、発売は幻となっていた。ディフェンダーの最強モデルがこのSVXを冠するのか、あるいは他ジャガー・ランドローバーモデルと共通の「SVR」を名乗るのかは現時点では不明だ。

今回はそんな最強のディフェンダーの姿を予想する。

市販モデルのデザインは、ディフェンダーらしいクロカンテイスト、そして高いオフロード走破性をより強調したものとなりそうだ。フロントバンパーはデザインを刷新し、強靭なアンダープレートを装着。フェンダーはよりワイドなものを装着する。これまでスクープしたプロトタイプ車両にも見られた通り地上高は高く、オンロードおよびサーキット重視のSVRとは異なる方向性を歩むこととなるだろう。足まわりでは、BF Goodrichオールテレーンタイヤを履くと予想されている。

注目の心臓部だが、現行ハイエンドモデルである「ディフェンダー130」には、最高出力518psを発揮する5.0リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンが搭載されているが、この最強モデルではBMW製の4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する。最高出力535ps、最大トルク639Nmを発揮すると予想され、8速オートマチックトランスミッションと、オフロード重視の4輪駆動システムが組み合わされるだろう。

ワールドプレミアは、2023年内の可能性もありそう。メルセデスベンツ『Gクラス』の最強モデル、AMG『G63』が標的となるのは明らかだ。

ランドローバー ディフェンダー 最強モデルの予想CGKOLESA RU/APOLLO ランドローバー ディフェンダー 最強モデルの予想CGKOLESA RU/APOLLO ランドローバー ディフェンダー 最強モデルのプロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》 ランドローバー ディフェンダー 最強モデルのプロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》