スバル・ソルテラ《写真撮影 小松哲也》

SUBARU(スバル)は10月25日、一部改良した電気自動車(EV)『ソルテラ』を発表した。楕円形のオーバルステアリングを採用したほか、低外気温時の急速充電性能を約16%向上したのが特徴で、価格は627万円から715万円。

スバルの国内営業本部マーケティング推進部鈴木雄太氏は今回の改良について「(予防安全技術)『スバルセーフティセンス』の機能を拡大。レーンチェンジアシストや高速道路での時速40km以下の渋滞時におけるハンズフリー支援などを追加し、さらにさらに安全性を向上させた」と紹介。

さらに「ステアリングの上下をカットしたような楕円形のオーバルステアリングホイールの採用で先進性をアピールするとともにメーターの視認性向上を図っている。またラジエターの上部に水水熱交換機を新たに搭載することで低外気温時の急速充電性能を高めた」とも。

新搭載の水水熱交換機は低温冷却水回路と高温冷却水回路間の熱交換を行うことで電池の温度を上げて、低外気温時の充電速度を約16%向上させているという。

鈴木氏によると「充電性能については5月に実施したソフトウエアのアップデートに加えてお客様の声を反映して熱マネジメントシステムを追加した」とのことだ。ソルテラの改良新型は10月26日から受注を開始するとしている。

スバル・ソルテラ《写真撮影 小松哲也》 スバル・ソルテラ《写真撮影 小松哲也》 スバル・ソルテラ《写真提供 スバル》 スバル・ソルテラ《写真提供 スバル》