ランボルギーニ・ランザドール(ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング2023)《Photo by Matt Jelonek/Getty Images News/ゲッティイメージズ》

ランボルギーニは8月18日、ブランド初のEVを示唆するコンセプトカー『ランザドール』(Lamborghini Lanzador)を、米国で開催中の「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で初公開した。

ランボルギーニは2021年5月、2024年末までに全ラインアップを電動化することを柱とした「コル・タウリ(Cor Tauri)」計画を発表した。ランザドールは、コル・タウリ計画に沿う形で登場する市販EVを示唆する1台だ。ランボルギーニは、コル・タウリ計画の第3段階(2026〜30年)において、初のフル電動ランボルギーニの量産化を目指している。

ランザドールでは、前後アクスルに高出力のモーターを搭載する。システム全体で、1メガワット(約1360hp)を超えるパワーを発揮する。リアアクスルにアクティブeトルクベクタリングを備えたAWDシステムを採用しており、ダイナミックなコーナリング性能を実現する。次世代の高性能バッテリーを搭載し、長い航続を追求している。

ランザドールのデザインは、宇宙船からインスピレーションを得た。また、張りのあるクリーンなボディラインは、『セスト・エレメント』、『ムルシエラゴ』、『クンタッチ(カウンタック)LPI 800-4』など、伝説的なランボルギーニからもインスピレーションを得た、としている。

ランボルギーニ・ランザドール《photo by Lamborghini》 ランボルギーニ・ランザドール《photo by Lamborghini》 ランボルギーニ・ランザドール《photo by Lamborghini》 ランボルギーニ・ランザドール《photo by Lamborghini》 ランボルギーニ・ランザドール《photo by Lamborghini》 ランボルギーニ・ランザドール(ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング2023)《Photo by Matt Jelonek/Getty Images News/ゲッティイメージズ》 ランボルギーニ・ランザドール(ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング2023)《Photo by Matt Jelonek/Getty Images News/ゲッティイメージズ》