浅草駅5番ホームのリニューアルイメージ。「光の自然や荘厳さを感じさせる木目調の装飾と光の演出を多用したデザイン」とされる。《画像提供 東武鉄道》

東武鉄道(東武)は6月7日、『スペーシアX』が7月15日に運行を開始をすること機に、浅草駅(東京都台東区)と東武日光駅(栃木県日光市)をリニューアルすると発表した。

このリニューアルは「つなぐ」をコンセプトに、『スペーシアX』の乗車前から降車後までの空間につながりを持たせて、旅行への期待感や日光体験の余韻を感じてもらうという趣旨で行なわれるもの。

浅草駅では『スペーシアX』が発車する5番ホームやコンコースが、東武日光駅では改札外コンコースの吹抜け部分がリニューアルされ、双方の駅構内の内装やベンチに社有山林の間伐材や栃木県産の大谷石、芦野石を使用するとしている。

いずれも3月から工事が行なわれており、東武日光駅は6月下旬、浅草駅は7月上旬に完了する予定。

このほか、東武では『スペーシアX』関連の企画として、6月18日20時頃〜24時に東京スカイツリー(東京都墨田区)で『スペーシアX』をイメージした特別ライティングを実施。点灯前にはソラマチひろばで『スペーシアX』プレミアムシートの展示なども行なわれる。

また、『スペーシアX』の1号車「コックピットラウンジ」に設けられるカフェカウンターの概要も発表され、「GOEN CAFE SPACIA X(ゴエンカフェ スペーシアエックス)」と命名。クラフトビールやアペタイザー(前菜)、コーヒー、スイーツなどが提供される。

工事中の浅草駅5番ホーム《写真撮影 高木啓》 浅草駅3・4番ホームから見た5番ホームのイメージ。《画像提供 東武鉄道》 浅草駅で発車を待つ『スペーシアX』の試乗列車。向かって左の仮囲いの中が工事中の5番ホーム。《写真撮影 高木啓》 浅草駅《写真撮影 高木啓》 「日光東照宮の豪華絢爛さを表現した真鍮風の装飾や木目調の装飾」が施される、東武日光駅改札外コンコース吹抜けのリニューアルイメージ。《画像提供 東武鉄道》 社有山林で切り出された間伐材を使用したベンチが置かれる東武鉄道駅の待合室イメージ。《画像提供 東武鉄道》 間伐材《写真撮影 高木啓》 東武日光駅に停車中の『スペーシアX』試乗列車。《写真撮影 高木啓》 東武日光駅《写真撮影 高木啓》 東京スカイツリーで行なわれる『スペーシアX』の特別ライティングイメージ。列車のロゴである「X」が上空へ駆けあがる演出が加えられる。《画像提供 東武鉄道》 特別ライティング前の11〜18時に展示される「プレミアムシート」。記念撮影もできる。《写真提供 東武鉄道》 コックピットラウンジに設けられるカフェ「GOEN CAFÉ SPACIA X」のカウンター。《写真撮影 高木啓》 『スペーシアX』のカフェ「GOEN CAFÉ SPACIA X」で提供されるクラフトビールとアペタイザーのイメージ。《写真提供 東武鉄道》 『スペーシアX』のカフェ「GOEN CAFÉ SPACIA X」で提供されるコーヒーとスイーツのイメージ。《写真提供 東武鉄道》