カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》

5月20日・21日にエビスサーキット西コース(福島県二本松市)で開催されるフォーミュラドリフトジャパン第2戦に、WRC最年少王者、カッレ・ロバンペラ選手の緊急参戦が決定した。

ロバンペラ選手は2020年、トヨタGAZOOレーシング ワールドラリーチームよりWRCへフル参戦。2021年にはWRC最年少優勝ドライバー記録を更新し、2022年にはシーズン6勝を挙げ総合優勝を果たし、WRC史上最年少王者に輝いた。実はこのロバンペラ選手、欧州ドリフト最高峰シリーズ「ドリフトマスターズ ヨーロピアンチャンピオンシップ」に出場するほど大のドリフト好き。さらに昔から日本のドリフトシーンに憧れを抱いており、「エビスサーキットに行くのが夢だった」と語ったりするほど。今回そんな彼が自身のもうひとつの夢を叶えるべく、日本のトップドリフト競技シリーズであるフォーミュラドリフトジャパンへの出場が決定した。

フォーミュラドリフトジャパンは、2004年にアメリカで初開催された「FORMULA DRIFT」の日本版として2014年にスタートしたドリフト競技大会。3名の審査員によって「ライン」「アングル」「スタイル」などが採点される厳格なレギュレーションのもと、トップドライバーたちがマシンのパワフルなエンジンサウンドを響かせながら日本最高峰のドリフトテクニックを競い合う。ロバンペラ選手は日本の名門レーシングコンストラクター「クスコレーシング」と手を組み、チーム「KR69クスコレーシング」からフォーミュラドリフトジャパンにスポット参戦する。

マシンは日本の老舗チューニングパーツメーカー「HKS」とともに特別に製作したトヨタ『GRカローラ』のドリフト仕様「レッドブルGRカローラ」を投入する。約1000psのパワーと超極太な低速トルクを実現する「2JZ-GTE 3.4Lキット」や純正比約1.6倍の電圧にパワーアップし効率の良い点火を行う「スーパーファイヤーレーシングコイル プロ」、1000ps以上の風量を発生可能な「GT75100 BBタービン」など、HKSのパワーユニットパーツで武装。ロバンペラ選手のダイナミックな走りを支える。

カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 カッレ・ロバンペラ選手《写真提供 Red Bull》 2JZ GTE 3.4L KIT《写真提供 HKS》 SUPER FIRE RACING COIL PRO《写真提供 HKS》 GT75100 BB タービン《写真提供 HKS》