MINI クラブマン の「ファイナルエディション」《photo by MINI》

MINIは3月22日、現行『クラブマン』(MINI Clubman)の最終モデル、「ファイナルエディション」を欧州で発表した。オリジナルのMiniクラブマンが発売された1969年にちなんで、1969台が限定生産される予定だ。

◆シマーコッパー色のアクセント
現行MINIクラブマンは2世代目モデルで、2015年秋にドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2015でワールドプレミアされた。現行クラブマンの最大の特徴は、初代モデルの個性でもあった2+1ドアを改め、一般的な4ドアとした点だ。現行型は乗降性の面で、初代に対して利便性が引き上げられた。その一方で、車体リアのテールゲートの観音開きドアは、継続採用。現行クラブマンは、6枚のドアを持つ。

ファイナルエディションのボディカラーには、ナヌークホワイト、エニグマティックブラック、メルティングシルバーが用意された。シマーコッパー色のアクセントが添えられる。フロントグリルのクロスバーの周囲と上側3分の1は、専用のブレードとサイドスカットルと同様に、輝くエディションカラー仕上げとした。ツートーンデザインの18インチアルミホイールも専用で、銅を連想させる着色クリアラッカーで仕上げられている。

Cピラーの側面には、「1 of 1969」のエンブレムを装着した。輝く「Final Edition」の文字が、特別なMINIクラブマンであることを示している。ユニオンジャックのテールライトは、MINIクラブマンが英国生まれであることを表すものだ。

◆ダークマルーンの「MINI Yours」のレザースポーツシート
インテリアは、ナッパレザーのスポーツステアリングホイールの下側スポークに、「Final Edition」の文字が配された。ドアシルトリムも専用仕上げとなる。「MINI Yours」のレザースポーツシートは、ダークマルーン色で、調整式のランバーサポートが付く。

中央のインストルメントパネルには、ダークトリムを施した。マット仕上げのセージグリーンダークカラーと、シマーコッパー色のトリムストリップとコーディネートされている。

助手席側のトリムには、「1 of 1969」のエンブレムをあしらう。同じデザインのエンブレムが、フロアマットにも配された。キーには、専用のグラフィックレタリングを採用している。

◆最新の車載コネクティビティ
インテリアには、最新の車載コネクティビティを採用する。「MINIコネクテッド」は、車載通信モジュールにより、ドライバーと車両、それらを取り巻く周辺環境をITネットワークでつなぎ、総合的なテレマティクスサービスを提供する。

「MINIコネクテッドアプリ」は、Appleのスマートフォンを利用して、車両を遠隔操作できるサービスだ。Appleのスマートフォン専用アプリ、MINIコネクテッドアプリを介して、車外からベンチレーションを起動させ、ドアのロックやロック解除も行える。

標準装備されるコネクテッドメディアシステムには、センターメーター 8.8インチのタッチディスプレイ、MINIオンラインのデジタルサービスやリモートサービス、Apple「CarPlay」やその他のアプリを使用するためのスマートフォン統合がある。最新のMINIコントロールシステムは、車両の機能やオーディオプログラム、通信、ナビゲーション、アプリを迅速かつ直感的に制御できる、としている。

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