エンデューロジャパンのムーバー《写真撮影 家本浩太》

キャンピングカーよりも価格が手頃で、室内もゆったりとしているトレーラー。最近はキャンピングトレーラーも、キッチントレーラーも人気を伸ばしている。

しかし、トレーラー導入の大きなネックとなるのが駐車だ。最近、特に注目が集まっているけん引免許のいらいないコンパクトなトレーラーは1軸で、バックする時にクルクル回ってしまい、コントロールしづらいケースが多い。押して移動させようと思っても、ちょっとした傾斜や砂利があれば、なかなか人の力では動かせなくなってしまうものだ。

そこで役立つのが、電動・遠隔操作でトレーラーを移動させる「ムーバー」と呼ばれるもの。ヨーロッパなどでは、トレーラーを購入する人はほとんどと言って良いほどムーバーを購入するという。

エンデューロジャパンが取り扱う、エンデューロテクノロジーのムーバーは20年以上の歴史を持ち、欧州ではトップシェアを誇るブランド。

東北キャンピングカーショー2023には「EM313」シリーズの「EM313」「EM313A」と「EMPro」シリーズから最高峰モデルの「EM505FL」を展示した。

3モデルすべて、4ブラシモーターによるパワフルな駆動と大型ローラーによるタイヤスリップの低減、ソフトスタート/ストップの安全設計が特徴。2軸使用にも対応している。どのモデルも、リモコンが付属しているが、専用のスマホアプリでも手軽に操作できる。

なお、EM313のみセットアップが手動、EM505はスピードがEM313シリーズよりも秒速3cm速い15cm/s、で、対応負荷が300kg多い2300kg。オプションの電動安定ジャッキ「AS201」との連動で自動水平機能が作動することなどの違いもある。

エンデューロジャパンのムーバー《写真撮影 家本浩太》 エンデューロジャパンのムーバー《写真撮影 家本浩太》 エンデューロジャパンのムーバーの説明看板《写真撮影 家本浩太》