ボルボ EX90《photo by Volvo Cars》

ボルボカーズ(Volvo Cars)は2月27日、新しいテックハブをポーランド・クラクフに開設すると発表した。

この施設は、重要なソフトウェア開発センターとなる。2030年までに完全な電気自動車ブランドとなり、社内ソフトウェア開発をはじめとする新しいテクノロジーのリーダーとなるというボルボカーズの戦略において、重要な役割を果たすという。

このテックハブは、新しいEVの完成と主要機能の開発に全ての責任を負う。2023年末までに新しいテックハブを稼働させ、約120名のエンジニアを配置する計画だ。

自動車業界は急速に変化している。ボルボカーズは『EX90』をはじめ、今後発表するEVをすべて、ソフトウェアで定義される車にする予定だ。これからのボルボ車はEVであり、オンライン販売が増え、自社開発のソフトウェアを実行する最先端のコアコンピュータが搭載され、定期的な無線ソフトウェアアップデートにより時間とともに改良されていく。

ボルボカーズは2030年までに、100%EVブランドになるという目標を掲げている。この戦略を達成するためには、自社でのソフトウェア開発がカギになる、としている。

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