トヨタ GRカローラ の「サーキットエディション」(米国仕様)《photo by Toyota》

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は2月7日、「2023ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の第2次選考5車種を発表した。日本メーカーからは、トヨタ『GRカローラ』と日産『Z』(日本名:『フェアレディZ』に相当)新型が、第2次選考に残った。

2023ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは、2021年秋から2022年秋にかけてデビューした新型車の中から、最も動力性能に優れるモデルを選出するもの。条件は、2023年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。世界32か国の100名のジャーナリストが、投票を行う。

2023ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーの第2次選考5車種は、以下の通り。

●BMW M4 CSL
●キア EV6 GT
●日産 Z
●ポルシェ 911 GT3 RS
●トヨタ GR カローラ

日本メーカーからは、日産Z新型とトヨタGRカローラが、第2次選考に残った。他の2車種は欧州メーカーだ。ポルシェからは新型『911GT3RS』、BMWからは新型『M4CSL』が選出されている。残る1車種は韓国キアの高性能EV『EV6 GT』だ。

2023ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは、2023年4月、ニューヨークモーター2023で発表される予定だ。過去5年では、古い順に、BMW『M5』、マクラーレン『720S』、ポルシェ『タイカン』、ポルシェ『911ターボ』、アウディ『e-tron GT』が受賞している。

日産 Z 米国仕様(日本のフェアレディZ に相当)《photo by Nissan》 ポルシェ 911 GT3 RS《photo by Porsche》 BMW M4 CSL《photo by BMW》 キアEV6 GT《photo by Kia》