軽キャンピングカーのTENTMUSHI(テントむし)。《写真撮影 関口敬文》

2月6日まで幕張メッセで開催中の「ジャパンキャンピングカーショー2023」。バンショップミカミのブースには、ミントグリーンの軽キャンピングカーが展示されていた。『TENTMUSHI(テントむし)』とネーミングされたこのクルマは、ダイハツ『ハイゼット』をベースにしたキャブコン。

かわいい見た目ながら、ポップアップルーフ、10リットル給水タンク、10リットル排水タンク、オートチャージャー、サブバッテリー、1500Wインバーター、二段ベッド、冷蔵庫、カセット式調理器具などが標準装備で395万1475円(税込み)。展示車両にはさらにオプションのFFヒーターやDCクーラーなど充実した装備となっており、588万4175円(税込み)となっていた。

ブースにはかわいいイラストの立て看板や、ポスターが貼られていたので、代表取締役の見上氏にお話を聞いたところ、講談社の『モーニングtwo』にて連載中の『道草寄子の食べ走り』という漫画の主人公とのこと。

じつはこの作品、主人公・道草寄子がテントむしに乗って各地へと走り回り、訪れた先でおいしいものを食べるというストーリー。5年ほど前に作者の風光めいび氏から、「TENTMUSHI(テントむし)を漫画で使わせてほしい」という連絡があったという。実際にTENTMUSHI(テントむし)に乗られているそうで、経験談を漫画にしていることも多いといったお話が聞けた。イベント開催中は、風光めいび氏がブースに来る予定なので、サインなどほしい方はブースへと足を伸ばしてみては?

オプションの後部超大型扉に変更すれば、開放感が得られる。《写真撮影 関口敬文》 液晶テレビの下はギャレーになっている。《写真撮影 関口敬文》 DCクーラーがあれば夏場でも快適に過ごせる。《写真撮影 関口敬文》 シートのカラー変更やレザーへの変更も可能。《写真撮影 関口敬文》 ポップアップルーフがあると、着替えの際に便利。《写真撮影 関口敬文》 網窓になっているので、換気にも最適。《写真撮影 関口敬文》 漫画「道草寄子の食べ走り」の主人公・道草寄子の立て看板が設置されていた。《写真撮影 関口敬文》 風光めいび氏がブースにいることもあるとのこと。《写真撮影 関口敬文》 単行本がすでに2冊出ているとのこと。《写真撮影 関口敬文》 テントむしはトミカになっている。テントむし&コロのトミカは、トミカ担当者がテントむしのトミカを届けに来たとき、店先に展示されているのを見て、こちらも採用したいとリクエストされ商品化が決定した。《写真撮影 関口敬文》 バンショップミカミのブース。《写真撮影 関口敬文》