改善箇所《画像提供:国土交通省》

ステランティスジャパンは、ジープ『グランドチェロキー』のABS制御プログラムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2018年8月19日〜2019年12月19日に輸入された1177台。

対象車両はABSの制御プログラムが不適切なため、ブレーキプレッシャーセンサーからの信号に過敏に反応してしまうことがある。そのため、ブレーキペダルを踏んでないにも関わらずブレーキランプが点灯し、エンジンが始動可能となるとともに、Pレンジからシフト操作が可能となり、車両が動き出すおそれがある。

改善措置として、全車両、ABSの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

不具合は5件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。