フェラーリ・プロサングエ《写真提供 フェラーリ・ジャパン》

フェラーリ・ジャパンはフェラーリ史上初の4ドア4シーター、フェラーリ『プロサングエ』を日本市場に導入、11月8日にお披露目した。後部に2席あるモデルはすでに存在したが、4ドアは初めて。エンジンは出力725CV(PS、533kW)を発生する65°V12をミッドフロントに積む。

リアドアは後ろヒンジで開閉する。そしてリアシートのバックレストを倒せば、フェラーリの歴史で最も広いラゲッジルームが提供される。シャシーは新開発、ルーフはカーボン製だ。

エアロダイナミクスの開発では効率の向上が求められるのは当然として、特筆されるのは前輪周りの処理だろう。フロントパンパーとホイールアーチとの相乗効果で空気のカーテンを作り出し、フロントタイヤを空力的に密閉して、横に広がる乱気流の発生を防ぐという。

フェラーリではプロサングエについて、「75年におよぶ最先端の研究の集大成として、跳ね馬のDNAを凝縮したモデル」を標榜する。パフォーマンス、ドライビング・プレジャー、快適性が「完璧に調和して共存する」。初の4ドア4シーターであるにもかかわらず、イタリア語で「サラブレッド」を意味するPurosangue=プロサングエを車名にしたのはそれが理由だ。

税込価格は4760万円から。欧州では39万ユーロ(約5700万円)と発表されていたが、戦略的な価格で投入されたことになる。

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