ダイハツ新型アトレーをベースにした『大人のちょいCam豊』。《写真撮影 関口敬文》

10月29〜30日に開催されている『お台場キャンピングカーフェア2022』。注目のキャンピングカーやトレーラーが一堂に集まるということで多くの来場客で賑わっていた。ルートのブースは、同社が販売する『ちょいCam』をメインにしたブースとなっていた。

展示されていたモデルは、ダイハツ新型『アトレー』をベースに『大人のちょいCam豊』パッケージを架装したモデル。三河の家具職人が手がけた架装の木材パーツは、曲線を多用したデザインと滑らかな仕上げで、高級感が感じられた。標準装備は常設ベッド、収納庫のみとなり非常にシンプル。展示車には、2000Wサブバッテリー電源システム、100Ahリチウムイオンバッテリー、180Wソーラー充電システム、サイドオーニング、フリップダウンモニター、電子レンジなどが取り付けられ、価格は398万2902円となっていた。

◆全国にある販売店で購入できるのが特徴
ルートの井上政彦会長によると、ちょいCam豊の架装類は同社のデザイナーと家具職人が協力して設計やデザインを行っているという。

「ちょいCamシリーズは、架装をクルマに組み込むだけなので、全国の販売店に架装用パーツを発送し、その販売店で作られるというシステムになっている。販売店は全国に約200店あるとのことで、購入者が住む、近くの販売店で受け取ることができ、アフターサポートもその販売店で受けられる」。全国1600社の整備工場が加盟する「全日本ロータス同友会」の関連会社である株式会社ロートピアも販売店になっているため、ロータスクラブでもちょいCamシリーズは販売されているとのこと。

展示車両は2000Wのインバーターやソーラー充電システム、リチウムイオンバッテリーが搭載され、電源が強化されたモデルだった。《写真撮影 関口敬文》 収納、テーブルなど使い勝手にもこだわられている。《写真撮影 関口敬文》 電子レンジが収納されていた。《写真撮影 関口敬文》 コンセントは4口あり、電源周りは集約されている。《写真撮影 関口敬文》 フリップダウンモニターがあるのでテレビも見られた。《写真撮影 関口敬文》 架装の家具類は角の取れた作りになっており、高級感ある仕上げが特徴。《写真撮影 関口敬文》 天井近くの梁部分の木材も曲線が多用された美しいデザインが採用されている。《写真撮影 関口敬文》 ベッド下の収納は十分なスペースが確保されていた。《写真撮影 関口敬文》 180Wソーラー充電システムをルーフトップに設置。電源を多く使うオーナーには欠かせないオプション。《写真撮影 関口敬文》 オプション価格込みで約400万円。《写真撮影 関口敬文》 株式会社ルートのブース。《写真撮影 関口敬文》