メルセデスベンツ CLE 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

メルセデスベンツが開発を進めている新車種『CLE』。その市販型の最新プロトタイプを激写することに成功した。車内の様子も含め、スクープサイト「Spyder7」がレポートする。

ニュルブルクリンクで捉えたプロトタイプは、徐々にカモフラージュが削ぎ落とされてきている。ボディサイドのショットからは、ホイールベースがかなり長いことがわかる。クーペライクながら後部座席は2人を乗せるには十分なスペースがありそうだ、フレームレスウィンドウを持つ2つのドアと、セダンより低いルーフが特徴となっている。

テールはハッチバックではなく、きちんとしたトランクを持っていることもわかる。逆アーチ型のLEDテールライトの一部が見てとれるほか、バンパーがエキゾーストパイプを隠しているのも印象的だ。

ヘッドライトの形状は、次世代のメルセデス『Eクラス』に見られるものと似て“つり目”形状だ。同ブランドでは、2ドアクーペ、及びオープンモデルの再構築を図っており、CLEが『Eクラスクーペ/カブリオレ』に代わるモデルであることからも、デザインに共通性がもたらされるのも納得だ。

キャビン内は、3本スポークの多機能ステアリングホイールを装備、その奥には、ワイドなデジタルインストルメントクラスターがあり、現行『Cクラス』と同様のレイアウトが確認できる。インフォテインメントスクリーンは縦長のレイアウトで、センタースタックに角度を付けて配置されている。

BMW最新のダッシュボードは、デジタルインストルメントクラスターとメインコンソールのタッチスクリーンを組み合わせて1つの巨大な長方形のデジタルディスプレイを作成するが、メルセデスの開発チームは2つを分離したままにすることを選んだようだ。ディスプレイの下部には、HVACコントロールがあり、同心円状の金属要素と中央の長方形部分を備えたスタイリッシュな通気孔が配置されている。

市販型では、Cクラスと同じ「MRA-2」プラットフォームを採用。これにより、両モデルで同じパワートレインを共有できる。おそらく、最高出力258ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、頂点には電動化された2.0リットル直列4気筒ターボチャージャー搭載のAMG『CLE 63』も導入されるはずだ。

CLEのワールドプレミアは、2022年内と予想されているが、カブリオレが同時発表かは不明。今後派生ワゴンとなるシューティングブレークの登場も噂されている。

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