スバル WRX STI(HKS ハイパーマックスR装着)《写真提供 HKS》

チューニングパーツメーカーのHKSは、スポーツサスペンションの最上位モデル「ハイパーマックスR」シリーズにスバル『WRX STI(VAB)』『WRX S4(VAG)』用を追加し、販売を開始した。

ハイパーマックスRはHKSが培ってきた技術力を集結し、新たなシリーズとして進化させた高性能サスペンション。意のままに操る楽しさと、サーキットからワインディングまで適応する懐の深さを備え、走り心地を磨き上げた「究極のマルチパフォーマー」として仕上げている。

熱ダレに強い高粘度の新開発専用ダンパーフルード「SRF(Super Response Fluid)」は、微低速域から減衰が立上がることで、確かなハンドリングと収まりの良さ、高い安定性を実現した。また、新規開発の高強度線材の専用スプリング「LVS(Low Vibration Spring)」は優れたレスポンスと雑味のない乗り味を提供。さらにスプリング上部にはリテーナーを標準装備し、サイドフォースが発生せず低フリクション化を実現。姿勢変化にしっかりと追従し、走行安定性を向上させた。

サーキットでのセッティングは富士スピードウェイレーシングコースにて実施(ADVAN A052装着)。同コース走行時の減衰調整ダイヤル推奨位置はフロント10段、リア10段。LSD装着車などでも十分対応できる、ダイヤル締め代に余裕を持ったセッティングとした。

価格は各32万7800円。

HKS ハイパーマックスR《写真提供 HKS》