ポルシェ 911 サリー・スペシャルと映画『カーズ』に登場するキャラクターの「サリー・カレラ」《photo by Porsche》

ポルシェは8月12日、映画『カーズ』に登場するキャラクターの「サリー・カレラ」を、最新『911』ベースで実車化した1台限りの「911サリー・スペシャル」(Porsche 911 Sally Special)を発表した。

サリー・カレラは、2006年に公開された映画『カーズ』のキャラクターの1台で、2002年型のポルシェ『911カレラ』だった。ロサンゼルスで弁護士の仕事に就いていたが、都会での生活に疲れて、放浪の旅に。ルート66号線沿いの「ラジエーター・スプリングス」を気に入ったサリーは、そこで弁護士として働きながら、さびれた町を再建するために観光客を呼び戻す運動に取り組んだ。サリーはいつも、ラジエーター・スプリングスを支援するために努力する、というキャラクターだった。

「ピクサー・アニメーション・スタジオ」の『カーズ』第1作に登場したサリー・カレラの20周年を記念して、ポルシェはチャリティオークション用にワンオフモデル、911サリー・スペシャルを製作した。オークションの収益は2つの慈善団体に寄付され、そのうちのひとつは、米国のUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じて、ウクライナの難民を支援するためのプログラムに充当される。このオークションは、8月20日に開催される予定だ。

ポルシェ 911 サリー・スペシャル《photo by Porsche》 ポルシェ 911 サリー・スペシャル《photo by Porsche》