マツダ CX-5(北米仕様)《photo by Mazda》

マツダは8月9日、2022年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表。出荷台数減少により営業損失195億円となったものの、為替の評価益等により純利益150億円を確保した。

第1四半期期間のグローバル販売台数は、前年同期比34.0%減の23万3000台となった。上海ロックダウンの影響により生産台数が減少。車両の供給不足により一時的に販売台数が大幅減となった。

市場別内訳は、国内が同10.7%減の2万5000台、北米は同42.8%減の7万9000台、欧州が同45.5%減の3万台、中国は同49.0%減の2万4000台。その他地域は同13.8%減の7万5000台だった。

販売台数減少により、売上高は同23.2%減の6172億円、営業損益は195億円の赤字(前年同期は261億円の黒字)となった。しかし、為替の評価益等により、経常利益は同21.8%減の207億円、四半期利益は同31.8%増の150億円となった。

今期の連結業績見通しは、売上高3兆8000億円(前期比21.8%増)、営業利益1200億円(同15.1%増)、経常利益1050億円(同15.0%減)、純利益800億円(同1.9%減)とした前回公表値を据え置いた。またグローバル販売台数は同7.8%増の134万9000台とした。

マツダCX-9(北米仕様)《photo by Mazda》