日産自動車は、車両搭載技術と連動したテレマティクス保険を、パートナーの損害保険会社および日産フィナンシャルサービスと共同開発。同保険を今秋(予定)より導入する。

日産は2003年、パートナーの損害保険会社と、日産フィナンシャルサービスと共同で「日産カーライフ保険プラン」を発売。日産の販売会社で取り扱う自動車保険に加えて、アクシデントの発生により必要となったドアミラー、タイヤ、フロントガラスの交換や、小さなキズやヘコミの修理などを無償提供する等のプラン内容が好評で、年間200万件を超えるドライバーが加入している。

今回開発したテレマティクス保険は、日産カーライフ保険プランの従来の提供内容に2つの新たなサービス「運転挙動連動型保険」「事故対応高度化サービス」を加えて、2022年秋より全国日産の販売会社にて販売を開始する予定だ。

運転挙動連動型保険は、テレマティクス技術により車両から取得した走行データに基づき、ドライバーの運転挙動をスコア化することで安全運転に対する意識を高めるとともに、スコア結果によって保険料を割り引く。また、事故対応高度化サービスは、万が一の事故の際に、救急・警察対応からレッカー手配、保険会社への事故報告までを一気通貫してドライバーをサポートする。