eキャンターによるEVごみ収集車《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、電気小型トラック『eキャンター』によるEVごみ収集車1台を古川新興に納車したと発表した。eキャンターによるEVごみ収集車は国内2台目、民間企業では初めてとなる。

古川新興は東京・多摩地区を中心に、関東地方で廃棄物収集運搬業を展開している。今回納車したEVごみ収集車は、多摩地区でのコンビニエンスストアの廃棄物収集と、府中市内の廃棄物の収集運搬を7月下旬より開始する。

eキャンターは走行時にCO2を含む排出ガスを一切出さないため、廃棄物運搬のカーボンニュートラル化に貢献する。また、従来のディーゼル車よりも騒音や振動が少なく、早朝から稼働することの多いごみ収集車という用途にて、住民に配慮した廃棄物収集を可能にし、運転手の疲労軽減にも貢献する。

eキャンターによるEVごみ収集車《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》