フォルクスワーゲン Tロック・カブリオレ《photo by VW》

フォルクスワーゲン(Volkswagen)は7月18日、欧州向けの『Tロック』を皮切りに、新世代の直噴ガソリンターボエンジンを搭載すると発表した。燃費とCO2排出量の両方の性能を向上しているという。

新エンジンは、「TSIエボ2」と呼ばれ、直噴1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ(最大出力150ps)となる。三元触媒コンバーターとガソリンパティキュレートフィルターを、排出ガス制御モジュールに組み込んで、エンジンの近くにレイアウトした。これにより、排出ガス制御システムの効率をさらに向上させたという。

また、気筒休止の「アクティブ・シリンダー・マネジメント・システム」に、最新の「ACT plus」を採用する。4気筒のうち、2気筒での走行時の燃焼プロセスを最適化し、アクティブ・シリンダー・マネジメント・システムの作動領域を拡大させた、としている。

フォルクスワーゲンの新世代の直噴ガソリンターボエンジン「TSIエボ2」《photo by VW》